「第10回居場所を失った人への緊急活動応援助成」を受け、千葉県内で急増する外国につながる若者たちへの支援を大きく前進させることができました。心より感謝申し上げます。
来日直後で公立中学校に所属できず孤立しがちな生徒と保護者に対し、翌年の高校進学に向けた「空白のない支援」を継続的に提供することができました。今年度は需要もかなり高く、早い段階から定員の15名を受け入れました。
将来の支援の担い手となる講師育成プログラムを制度化し、30名の生徒が関わる実習を通じて、質の高い指導体制を整えることができました。
年々複雑化する相談に対し、組織的に対応できるマニュアルと体制を構築し、孤立する家庭への迅速なサポートを可能にしました。また、ノウハウの可視化だけではなく団体スタッフが他団体に訪問することで、実際に相談を受けるスタッフの視座も上がり、組織的向上にもつながりました。
千葉県内では、アフガニスタンやスリランカなど少数言語を話す児童生徒の割合が高く、彼らを取り巻く環境は依然として模索の状況が続いています。皆様の支えがあったからこそ、言葉の壁や情報の不足に悩む子どもたちが、日本での高校進学という夢を諦めずに歩み続けることができています。
これからも、外国につながる若者たちが地域で安心して学べる社会を目指し、活動を継続して参ります。「赤い羽根 ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン」に寄付金をお寄せいただいた市民と企業の皆様に、厚くお礼を申し上げます。

